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2016年12月からは聖書を読んでの日記です

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父、死の床から、、、

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緊急入院した父。

「ここ二三日がヤマです」と医師に言われて今日で三日目。
昨日は頭痛で私は面会に行かなかったが、
実家の次姉夫婦や甥夫婦が面会に行った。

今日、午後から夫と面会に行くと、
なんと父は両手を拘束された姿で横たわっていた。

なんという哀れな姿だろう、、、。
「お父さん」と声をかけると、
うっすらと目を開くなり「なんでこんな縛られているの、、」と
息も絶え絶えに訴えた。

私たちの姿を見て看護師が入ってきた。
「お父様は昨晩点滴の管を外してしまったので、
事故防止のため拘束しています」

父になぜ点滴を外したのか聞くと、
「もう死ぬときくらい全部外したいと思ったんだ」と言った。

父は今の己の状態すら把握していないので、
尿に管が入っていることや点滴をしなければならないことを説明。
そのうち看護師がきて私たちがいる間だけ拘束を解いた。

私は父のカサついた両手にクリームをつけてマッサージ。
夫は父の浮腫んだ脚を丹念にマッサージした。
私たちが来た時、興奮して機器のアラームが頻繁に鳴ったが、
落ち着くにつれてその回数も減った。

私たちが帰ると拘束されると思うと、
帰るタイミングを逃しそうになったが、
一時間余りマッサージをしていたら、
「もう帰っていいよ」と手で合図。
そしていつものように握手しとうと手を差し出した。
施設から持ってきてもらった私の名前を記した孫の手を渡すと、
「ああ、持ってきてくれたんだね」と言い、
「これは私の一番大切なもの」と握りしめた。
そして例によって「これを手に取るたび、おまえの名前を呼ぶんだよ」笑った。
私は涙をぽろぽろこぼして泣いた。

父は私と夫の手を取り二人の手を合わせるようにして言った。
「おまえは幸せだねえ。
あんな良い息子がいてね。
良い夫婦だね。
あんたがたも二人仲良くね」と入れ歯のない口でゆっくり話した。

息子夫婦の今後のことはわからない。

私といえば毎日の生活に追われ、
己が幸せなのかどうか考えたこともなかったが、
父に幸せだと言われてそうなのかと思った。

父に対して複雑な感情があるが、
私が生きている限り父のことばを思い出そう。

死ぬゆく父が贈り物として遺したことば。
 
「おまえは幸せだね」

明日は午前中オルガンのレッスン、
午後からはガッコウで受け持ちの授業だ。

涙を拭いて、いま働けることに感謝し過ごしたいと思う。

白い花
月子夫人が撮ってくれた写真

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